■Home ■Index ■Galleries ■Et Cetera <Kitchen Modeler> Restoration of Feraari 250GTO Revell 1/12 Red
■Volume-4<修正開始>2012年8月
250GTOはこの年、2012年で丁度、生誕50年を迎えるので良い記念にもなると一念発起!
まずは祝杯!(何だか所詮、飲みネタだったりして)
先端部の一体化 手始めにフロント・カウルの先端が2分割になっているところを修正する事にした。 大袈裟に言えば「先端部の一体化」ですな。 鋳造技術の問題で一体化は困難だったのだろうが1/18京商はちゃんとなっている。 時代の差ですかな 兎に角フロント・トップから次第に綺麗な曲面が続き完結すべでしょう。 継ぎ目も段差も一切不要!
そこで強引にも瞬間接着剤で固定、念のためビスもしっかりしめた。 継ぎ目にパテを盛り耐水ペーパーでせっせと磨く♪ちょっとでこぼこ溶きパテべたべたと追加する。
フロントサイドスリットの消去 サイドのスリットが3本あるのがどうしても気に入らない。当時物写真でGTO 62/63で3本スリットとして発見できたのは3987GTくらいである。 従って殆どのGTO 62/63は2本スリットだと想像される。 最大の理由はやはり「差別化」を図りたいと言う事だ。 レベル1/12 Ferrari 250GTO で2本スリットはこの1台だけ!って
と言う事でホイール・アーチに一番近接しているスリットを埋める事にした。 このスリットかなりの深さがあるので深層までパテを使うと「ヒケ」が問題となりそうと素人判断ではではどうしようと思案のはてに思いついたのがハンダである。 同じ金属同士なら膨張率も近しだろうと・・・・
まずはアルミ・メッシュを加工してスリットの適当な位置に設置そこにハンダを流し込み固まったところでハンダを取り外しボディ面より気持ちへこむ様に削りましたよ
整形したハンダを瞬間接着剤でボディに固定し車修理用のパテを盛り付け耐水ペーパーでせっせと磨く ♪ちょっとでこぼこ溶きパテべたべたと追加する。
第一回効果測定
出来るだけ段差をなくしたい事と塗料の食いつきを出来るだけ良くしたいと言うおよそ矛盾する要求#1500のペーパーで表面研磨してみた。
アルコールで脱脂、メタルプライマー塗布、とりあえず作業完了と判断したのでサフスプレーを吹いてみた。 サフスプレーは更なる修正がありそうなので手抜きで「ソフト99」のスプレーを使った。
最終の塗装色については現在のところまったく決めていない、スケールが1/12と言う事で実際の車と同じ塗料、方法が良いのかなと漠然と考えている。 妥協点をどこに設定するかで作業時間、完成度が、かなり変わると思う。 基本的には時間は気にせず、のんびりとやって行く予定。
少々段差はあるものの、少しの修正で良さそうだ。 フロント・カウルの部分は「Completion!」
さて表面の細かな凹凸を修正しようと取り上げた途端思い出した。 「そうそうボンネット・バンドだよ」 現状ではモールドで表現されている状態、別パーツにするなら、このモールド削らねば
因みに実車はこんな感じ(拝借FOTO)さてどうしたものだろうとちょっとばかり思考停止
思考再開
そういえば他のミニカーはどうでしたかね。とさっそく確認 1/18京商は可動部なので耐久性を考慮しつつ、そつのない仕上がりだ。
京商はなんと1/43までボンネット開閉! 1/12で何もしないのはやはりまずい様だ。 どの手段を取るかは別として現状よりはマシと言う事で結論先送りで削っちゃう事にした。 何とかなるでしょう。
シャシープレート
250GTOの資料を整理していたらこんな写真が目についた。(拝借FOTO)S/N 3413GT のシャシープレートだ
で早速デカール・データ作成(まったく計画性がない!) 「どうです結構良く出来たと思うんですが」と有頂天になっていたが、実寸が仮にワイド12センチとして1/12だから左右10ミリかぁ〜 目立たないかも(≡д≡)
ボンネット・バンド切除及びボンネットの排熱孔の開孔
バンドはちょっとリューターでこする程度で消え去ったが排熱孔はリューターでちょちょいと言う訳にも行かずドリルで何か所か穴を開けてその後ヤスリで整形した。 はじめは粗いヤスリで豪快にゴリゴリとかけ、およそ0.5ミリ程度内側まで削れたところで細かいヤスリでアルカトラスを脱獄する男の様に慎重にやすりをかけたつもりなんですが
水砥
一応、表面の整形も出来たとの判断で#1500のペーパーで水を付けて全面をこすってみた。 スプレーでプラサフを吹いた時点では気が付かなかった凹凸がやはりありマットの状態だと気付かないものも艶が出ると良く判るものなのですな。
第二回効果測定
当初の課題だったスリットとアゴの部分は綺麗になった。
失敗の連続 しかし作業中に何か所か剥離が・・・・
塗装中にエアブラシをコツン、移動中に何かにぶつけてポロリでこんな感じ 原因は一番最初にしっかり下地処理をしていなかった為のようだ。 防錆の為と適当に吹いておいたサフをそのままにして色々進めてしまい余分な作業が増えてしまった。 金属への塗装は難しいなぁ〜 なんて別に金属でなくても難しいんですが私にとってはと言う訳で面の処理はまぁまぁ上手くいったようだがここがまだまだと言った感じ。
■Volume-5<コックピット>
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